|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
2026.7.1 |
|
no.85
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
PFASについて |
| |
| 1.PFASとは |
| PFAS(ぺル及びポリフルオロアルキル化合物:per-and polyfluoroalkyl substances )とは、炭素―フッ素結合を持つ有機化合物のうち、特定の構造を満たす化合物群で、1万種類以上の物質があるとされています。PFASは撥水性、撥油性、耐熱性等優れた性質を有しているため、撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の多岐にわたる分野で使用されました。 |
 |
| 環境省資料 |
| |
| 2.PFASの問題点 |
| しかし、アメリカを中心にPFASによる環境汚染や健康影響を示唆するデータが報告され、PFAS の一種であるぺルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)及びぺルフルオロヘキサンスルホン酸
(PFHxS)については難分解性、高蓄積性及びヒト や高次捕食動物への長期毒性を有することから、日本においても化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)に基づく第一種特定化学物質に指定され、その製造及び輸入が原則禁止されました。 |
| |
| 3.PFASの健康影響評価 |
| 日本においては食品安全委員会によりPFASの食品健康影響評価が行われ、その評価結果、PFOS及びPFOAの耐容一日摂取量(TDI)をそれぞれ20
ng/kg体重/日と設定し、2024年6月25日に結果を公表しました。 |
| |
| 4.水道水の規制 |
| 水道水については2020年にPFOS及びPFOAに水質管理目標設定項目(水質管理目標値50 ng/L(暫定値))が設定されたものを2026年4月1日から水質基準(PFOS及びPFOAの合算値として0.00005㎎/L
[50ng/L])に格上げされました。 |
| |
| 5.清涼飲料水の規制 |
| また、清涼飲料水の一種であるミネラルウォーター類(殺菌または除菌を行うもの)については2025年6月30日に食品衛生法に基づく成分規格が(PFOS及びPFOAの合算値として0.00005㎎/L
[50ng/L])に設定されました。2026年3月31日日前に製造され、又は輸入された清涼飲料水を加工し、使用し、調理し、保存し、又は販売する場合に限り、なお従前の例によることができる経過措置を設けました。 |
| |
| 6.農畜水産物のPFAS含有実態調査 |
| 農林水産省は2024年度国内に流通している代表的な国産農畜水産物14品目(玄米、バレイショ、キャベツ、トマト、牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、マイワシ、マダラ、カツオ、アユ、アサリ)を対象に含有実態調査を実施した結果、14品目の平均摂取量は、耐容一日摂取量(TDI)の0.5%(PFOS)、0.4%(PFOA)と十分に低い水準でした。 |
| |
| |