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2025.7.1 |
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no.79
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食品表示の最近の動き |
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食品表示は日々動いています。今回はここ1~2年の動きをまとめてみました。 |
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1.個別品目の表示ルールの見直し |
2023年度の食品表示懇談会の取りまとめにおいて、「個別品目ごとの表示ルール」については横断的な表示基準が策定されてから本格的な見直しが行われてこなかったことを踏まえ、2024年度より「個別品目ごとの表示ルール見直し分科会」を立ち上げ、基本的な考え方として、横断的な基準に合わせる方向で見直すことを基本としつつ、食品ごとの個別の事情や制定の経緯、消費者の要望等を踏まえながら個別品目ごとに検討を行いました。 |
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消費者庁資料 |
結果、2024年度は上記の20品目が検討を終了し、パブリックコメント、消費者委員会への意見具申を踏まえ、2025年3月28日に食品表示基準の一部が改正されました。(調理冷凍食品以外は同日施行。調理冷凍食品は2026年4月1日施行。) |
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2.アレルギー表示の見直し |
アレルギー表示は2001年に特定原材料5品目、特定原材料に準じるもの19品目でスタートしました。その後、消費者庁は3年毎の「即時型食物アレルギーによる健康被害の全国実態調査」を行っており、その結果を踏まえ、随時、特定原材料に準じるものから特定原材料への格上げ、特定原材料に準じるものへの追加を行ってきました。
消費者庁は2023年12月の食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議において、特定原材料に準じるものの対象の考え方を示し、この考え方に基づいて過去の調査結果を検証したところ、マカダミアナッツは直近2回の調査で18位、13位と即時型症例数で上位20位以内に入っていることから、「特定原材料に準ずるもの」に追加。マツタケは直近4回の調査において即時型症例数で上位20品目以内に入っておらず、また、ショック症例数も直近4回の調査ですべて0件と極めて少数であるため「特定原材料に準ずるもの」から削除することとなり、「食品表示基準について」次長通知を2024年3月28日に改正しました。 |
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消費者庁資料 |
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3.食品期限表示の設定のためのガイドラインの見直し |
政府は2023年12月に「食品ロス削減目標達成に向けた施策パッケージ」をまとめ、その中で食品ロス削減の観点から「食品期限表示の設定のためのガイドライン」の見直しの検討を求めました。消費者庁はこれを受け2024年5月に検討会を立ち上げ5回の検討会を経て2025年3月に改正食品期限表示の設定のためのガイドラインを公表しました。
ポイントは以下の5点
(1) 消費期限又は賞味期限の設定は本来の用語の定義に基づき、どちらかを正しく表示する。
(2) 期限設定のための客観的な項目(指標)および基準を科学的・合理的に自ら決定する。
(3) 一律の安全係数ではなく、食品の特性等に応じた安全係数を設定する。(できるだけ1に近づける。)
(4) 特性が類似している食品を参考にした期限の設定も可能である。
(5) 消費者から求められた場合、まだ食べることができる期限の目安をできる範囲で情報提供するように努める。 |
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4.今後の動き |
2025年度は「個別品目の表示ルールの見直し」の残り半分の品目の検討、アレルギー表示ではカシューナッツの特定原材料への格上げとピスタチオの特定原材料に準じるものへの追加、それに加え、日本版包装前面栄養表示ガイドラインの検討・公表が予定されており、また今後、栄養機能食品の検討会の開催が予定されています。 |
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